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RXマイコン評価ボード

RXマイコンといえば、個人的にはE1を持っているので、GR-SAKURAや、秋月のAE-RX220が1300円とお安くて使いやすい。
さらに、最近はルネサスさんも評価ボードに力を入れているのかな。
https://www.renesas.com/jp/ja/products/software-tools/boards-and-kits/eval-kits/rx-family-target-board.html
RX65M ROM 2MB+32KB、RAM 640KB MAX 120MHz
RX231 ROM 512KB+8KB、RAM 64KB MAX 54MHz
RX130 ROM 512KB+8KB、RAM 48KB MAX 32MHz
のラインナップがあって、どれも2980円なり。エミュレータも載っているのでUSBを繋げばすぐに使えるお手軽感。
RX65Mのお得感が半端無い気がするのですが、気のせいでしょうか。

H8マイコンを使っていたので、RXマイコンは非常に使いやすいんです。
(RL78マイコンはデータシートが読みづらくて、あまり使っていませんが。)

AVRも良いけど、日本のマイコンが無くならない様に、使っていきたいです。

まあ、時代はARMなんでしょうけど...

RX64MでPrintfが出来なかった時の対処

RX64Mのマイコンボードを使っていて、ハマった話。
適当に空のプロジェクトを作成して、スマートコンフィグレータで主要な周辺モジュールの設定を行ったプロジェクトにて
E1で繋いでデバッグしたら、まともに動かない。変なアドレスに飛んでいる。

原因は、セクションの設定は行ってくれるのに、RAMへの割り付けは行ってくれないみたい。
ROMからRAMへマップするセクションを、この様に設定したら動いた。

ほかには、割り込みが関係が、初期のRXマイコンとは違って、そのまま使えなかったのが残念だった。
特定のベクタ番号が割り当てられていなくて、任意に登録する方式とか、複数の割り込みをまとめて一つになっているとか。
ちょくちょく手直しが必要だったけど、マニュアルが見やすいのでなんとか理解できたので良かった。