RX64MにはUSBホストコントローラが内蔵されていますので、USBメモリを使用することができます。
今回は、USBAを使用します。USBは、USB0とUSBAの2種類ありますが、使用方法は同じです。
リソースの設定で、USB0_HOSTかUSBA_HOSTのどちらを選ぶかが異なります。
使用するFITモジュールと設定は下記のとおりです。

r_usb_basic 1.30
r_usb_hmsc 1.30
[設定項目なし]
r_tfat_driver_rx 1.08
r_tfat_rx 4.00
[設定項目なし]

ソフトウエアについては、以下のファイルをインクルードします。

USB制御用コードは、下記の様に作成しました。

初期化処理として、usb_mem_init();を一度実行します。
その後はメインループにて、usb_mem_task();を常時実行します。
カードの挿入を検出すると、USB_MEM_READYが1となり、アクセスが可能です。

ファイル操作自体は、ChaNさんのFatfsを使用しているので、そちらを参照します。
SDカードのサンプルと同様です。