VB.NET2015からSQL Serverのデータを取得する(ADO.NET)

2020年5月9日

SQLでデータを取得するには、SELECT文を使用します。
SqlCommandクラスを作成し、CommandTextにSQL文を指定して、ExecuteReader()を実行します。

使い方は、
・Dim command As System.Data.SqlClient.SqlCommand = Con.CreateCommand()
 にて、グローバル変数のconからSqlCommandクラスを作ります。
・command.CommandText = “SELECT * FROM FileList”
 にて、実行するSQL文を取得します。テーブルの全項目を取得するため、*を指定します。
 条件を指定する場合、例えばサイズが1000未満であれば
 ” WHERE Size < 1000″を追加します。
・Dim reader As System.Data.SqlClient.SqlDataReader = command.ExecuteReader()
 SqlDataReaderクラスを作り、ExecuteReader()を実行します。
・reader.Read()がTrueの間、データを読み込む。
 条件に一致するデータが複数ある場合、繰り返し実行してデータを読み込みます。
 配列としてIndexを指定するか名前を指定すれば必要なデータを得ることができます。
 当然ですが、存在しない名前やIndexを指定するとエラーになります。

条件を指定する場合は、パラメータ変数を使うなど、SQLインジェクションに気をつけましょう。